くりりんセンター

くりりんセンターは、美しい十勝の自然と環境を守り未来に伝える、そんな願いをこめて「Clean&Recycle for Nature!!」の頭文字をとって「くりりん」という名前がつけられました。
ごみ処理や環境学習、健康づくりの複合施設です。

シンボルキャラクター「くりりん」
人と自然をやさしく結ぶ妖精をイメージしています。
     
ごみの受け入れ市町村
くりりんセンターでは、十勝管内15市町村(帯広市・音更町・鹿追町・新得町・清水町・芽室町・中札内村・更別村・幕別町・池田町・豊頃町・本別町・足寄町・陸別町・浦幌町)の「一般廃棄物」と十勝管内15市町村内の中小企業等から排出される「あわせ産業廃棄物」を受け入れています。
 
お知らせ

 
ごみ処理施設内の火災等が急増
全国のごみ処理施設で、リチウムイオン電池などの小型充電式電池が出火原因となる火災等が発生しています。くりりんセンターにおいても近年火災等が急増しています。その大部分がリチウムイオン電池等の小型充電式電池が出火原因と考えられています。

 くりりんセンター火災等発生件数 
   火災等発生件数 うち消防出動件数  うち一時搬入停止件数 
 令和3年度  10件  0件  3件
 令和4年度  11件  0件  1件
 令和5年度  13件  0件  2件
 令和6年度  6件  0件  0件

令和6年10月18日現在

 火災等の発生要因 
出火原因は特定できていませんが、ほとんどの火災等が不燃・大型ごみを破砕する機械の運転中に起きており、破砕処理後に選別した可燃物を可燃ごみピットに搬送しているコンベア出口の下が火災等の発生場所となっています。
このことから、燃やさないごみ袋にリチウムイオン電池等の小型充電式電池やこれらの電池を内蔵している製品等が混入し、破砕した際に衝撃が加わり発火したものと考えられています。 また、破砕機の中では、早期に発見し初期消火の対応により火災等に至ってはいないごみの発火が頻発しています。      
  • くりりんセンターピット火災等の発生について(令和3年度)
  • くりりんセンターピット火災等の発生について(令和4年度)
  • くりりんセンターピット火災等の発生について(令和5年度)
  • くりりんセンターピット火災等の発生について(令和6年度)       

    大きな施設火災が発生すると…
    発火の早期発見、初期消火の適切な対応によって、これまで大きな事故とはなっていませんが、ひとたび大きな施設火災が発生すると、人命の危機のほか、高額な復旧費用や長期間の施設停止に伴う休止期間中の処理委託など金銭面にも大きな影響が出ます。
    また、住民の皆さんが排出するごみの収集、ごみの受け入れに影響が出る恐れがあります。      

    火災発生防止に向けて住民の皆さんができること
    燃やさないごみ袋や資源ごみ袋に
    リチウムイオン電池等の小型充電式電池や
    電池が内蔵したままの製品を入れないで!!

    お住まいの地域のごみ集積所に家庭ごみを出すとき、リチウムイオン電池等の小型充電式電池やこれらの電池が内蔵したままの製品を、燃やさないごみ袋や資源ごみの袋に絶対に入れないでください。


     電池使用製品をごみ収集に出すときは、袋に入れる前に電池の確認を
    リチウムイオン電池等の小型充電式電池は、破損や変形により発熱、発火する危険性が高く、燃やさないごみや資源ごみに混入した小型充電式電池が出火原因と思われる事故が全国のごみ処理施設等で多発しています。 電池を使用した製品を処分するときは、燃やさないごみ袋に入れる前に、必ず本体から電池を取り外してください。

     リチウムイオン電池等の小型充電式電池を使用している製品の判別と処分
    電源につながなくても動いたり、音が鳴ったり、光るなど、充電して使用する製品には、ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の小型充電式電池が使用されている可能性があります。  

    小型充電式電池使用製品の一例      
    デジタルカメラ、おもちゃ、携帯ゲーム機、モバイルバッテリー、携帯電話、電子タバコ、電気シェーバー、電動歯ブラシ、コードレス掃除機、電動工具など
    小型充電式電池の製品からの取り外し方などは、製品の取扱説明書やメーカーにご確認ください。 取り外せない場合は無理に外さず、お住いの市町村の担当課にお問い合わせください。

     取り外した小型充電式電池は、リサイクル協力店へ
    小型充電式電池には、希少な資源(ニッケル、カドミウム、コバルト)が含まれていることから、ごみに出さずリサイクルをお願いします。
    小型充電式電池はリサイクル協力店(家電量販店等)や自治体で回収していますので、ビニールテープ等で端子部分を絶縁処理してからお持ちください。
    破損した電池やリサイクル協力店での回収対象外の電池の処分、回収場所については、お住いの市町村の担当課にお問い合わせください。

    ※ 取り外した電池が使い切りタイプの電池(乾電池などの一次電池)の場合は、お住いの市町村の分別ルールに従って処分してください。

     くりりんセンターへ自己搬入する場合も確認を
    くりりんセンターへ直接持ち込んで充電式の製品を処分する際にも、事前に電池を外してからお持ちください。小型充電式電池は、くりりんセンターでは受け入れできません。お近くのリサイクル協力店(家電量販店等)や自治体の回収をご利用ください。


    小型充電式電池をごみに混ぜないで【動画 1分16秒】 22MB